歴史のルーツ 奈良明日香村の旅



この漫画・・・ 私の「不思議大好き」 始まりルーツでもあります。
彼のおでこに「3つ目の 目」 があるんですが
通常では「見えないもの」が 見える・・・のです。


上の漫画はちょっと場所が違うけど「猿石」が登場している所・・・
おでこに「目」があるでしょ?

そんな彼が漫画の中で訪ねていたのが 「奈良・明日香村」

「鬼の雪隠(せっちん)」 
「鬼の俎(まないた)」
「船石」 「酒石」 「猿石」など てんこ盛り
「石舞台」 古墳など・・・

「なんだこれ?」 って 廻って歩いていたんです。

劇中で、不思議への回答は出さないのですが
心にすごく残っていて「自分の目で見てみたかった」のが
今回の旅への動機・・・ でした。

 5月のある日 自転車で回りました。



近鉄線 橿原神宮(かしはらじんぐう)駅前のレンタサイクル
(900円/一日)をかりて 
朝10時から夜5時返却時間ギリギリまで7時間
 みごと飛鳥村一周 「走破」しましたよ♪

亀石です。

国道をちょっと上がったとところにあり 「遠足の生徒さん」
がうろちょろしていなかっったら見逃すところにありました


無理かな? と最初は思っていましたが・・・

 無事 「亀石」→「鬼の雪隠」→「鬼の俎」→
「高松塚古墳」→「キトラ古墳」→「橘寺」(二面石)→
「石舞台」→「岡寺」→
飛鳥寺(時間がなく遠目で見学) 

見学できました。

石舞台の中です♪

タイツに見えるのはスポーツ用のサポートパンツ 結構これが役に立ちました。
背中に「タオルを入れてワッセワッセ」 汗をかきながら走り周りました〜

奈良の寺社巡りの後旅でしたが 泊まりは温泉にして疲れも取れる爽快な旅でした。
お金もそうかかりませんし、歴史と不思議をめぐる旅 お薦めですよ!

下記は太田南畝の「猿石」の図です。



飛鳥の猿石とは、明日香村平田にある吉備姫王墓(きびつひめのおおきみのはか)
の域内に据えられている4体の石造物のことを云います。

吉備姫王は、欽明天皇の皇子の桜井皇子の娘で、茅渟王(ちぬのみこ)と結婚し、
宝皇女(皇極天皇・斉明天皇)・軽王(孝徳天皇)のお母さんです。

吉備姫王墓に据えられた石造物は、猿ではなく、むしろ「鬼」と認識されていたようで、古くは この付近に鬼が住んでいたという伝承があります。

下記は4体の「猿石」の 表と裏(2面像です)
山王権現などは裏面 「ガルーダ」に見えません?


猿石(山王権現)

■ 明日香村の野口から平田に向かう遊歩道の途中に、鬼の俎(まないた)、鬼の雪隠(せっちん)と呼ばれる石造物がある。鬼の俎は遊歩道の右手の高台の上に位置し、鬼の雪隠は滑り落ちた格好で反対側の畑の中にひっくり返っている。
この付近は霧ヶ峰と呼ばれた場所で、御所(ごせ)方面から橘寺、多武峰、吉野に通じる街道の脇であった。道路を挟んで放置された石造物の異様さを見て、いつしか一つの伝説が生まれた。

その昔、後ろの山に住んでいた鬼が、霧を降らせて通行人を迷わせ、
捕らえて俎で料理しては、雪隠で用を足したという 。

[参考・引用文献]今尾文昭著「古記録にみる飛鳥猿石の遍歴」HPより

・・・という伝説があります。

鬼が通行人を迷わせ、捕らえて俎(鬼の俎 上 )で料理して 


 
、雪隠(鬼の雪隠 上 )で用を 足した (排便 した・・・)(笑)
 お尻 隠して・・・ プライバシー保護はあったようです。
 

飛鳥村全体が 「鬼のダイニング」 みたいですよね?

猿石もゆっくりお顔を見ると・・・
宇宙人に見えたり、外国人のようでもあります。

外来の「何かが」・・・ 大和の民を喰らった ?!
飛鳥村  謎のルーツ  考えると楽しいです〜